SUNSARA | 空と大地の旅

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2018年 01月 14日

射撃体験も「銭湯」体験もできるセブ島 ~フィリピン・セブ~

アイランドホッピングを終えたころ、空は再び白雲に包まれていた。
これで、今回のフィリピン旅行は終わり・・・
なのだけど、飛行機は深夜の0時35分の出発なので、もう少し寄り道をすることにした。

そこで、バイクタクシーのネルソンさんのおススメで連れてきてもらったのは、
拳銃やライフルの射撃体験ができるという屋内式の射撃場。


港からすぐのところだ。「GUN CLUB」と書かれている。
場所は下のリンクを参考にしてください!
中に入ると、いきなり銃が並べられているテーブルがある。
拳銃とライフル銃のどちらかを選べるようになっている。

しかし、ライフル銃の射撃は30発で4500ペソ、拳銃は同じく30発で3000ペソとかなり高い。
「ちょっと高いな~」と言うと、
拳銃10発を1000ペソで撃たせてくれるという。
どうやら1発単位で体験可能なようだ。

お金を支払うと、すぐに拳銃を手渡される。
色々と厳重な注意を受けると思いきや、「まだ実弾入ってないからダイジョーブよ」と、銃の構え方などの説明を簡単に受ける。

そしてすぐに実弾の入った拳銃を手渡された。
映画などでは銃なんておもちゃのように出てくるけど、実物はそんなに軽々しいものではない。
物理的にも重く、精神的にもまた重いものがのしかかっていた。
少しの操作で発砲されるのだと思うと、なかなか恐ろしいものがある。


イヤーマフを付けて、「ドーン」と一発!
ものすごい衝撃だ。
両手で構えていても、その反動で銃口が上に向いてしまう。
「確かにこれだけの威力があれば、人に当たったら死ぬよな」という当たり前のことが実感される。
こんなに小さいのに、よくあれだけの威力が出るものだ。
本当に、恐ろしい・・・


標的の紙は、最後にお土産としてお持ち帰り可能だ。
10発中7発は標的の紙に当たっていたようだ。
撃っているときは衝撃ばかりが気になって、どこに当たったのか認識していなかった。

10発はあっという間だった。でも、体験としてはこれで十分。
正直、面白いものではなかったけれど、「銃とはどんなものか」が分かっただけでも良かったと思う。

ガンクラブのあとは、ホテルに荷物を取りに帰らなければならないので、
ネルソンさんと別れ、タクシーで再びセブシティに戻る。

まだ時間があったし、海水浴の後シャワーも浴びていないので、途中で銭湯に入ることにした。


訪れたのは、「Gangnam Well Being Spa」というセブの中でも数少ない銭湯。24時間オープン。
名前からして、韓国系の企業が経営しているようだ。

こちらも場所は下のリンクを参考に。

タクシーの運転手には地図をそのまま見せる方が伝わりやすい。


入り口で堂々とトランプゲームで遊んでいるし・・・
このお店、大丈夫か?


料金は確か300ペソ程度だった。
中は誰もいなくてガラーン、としていた。
設備も古臭い感じだ。まるで人気がない感じだ。


こちらが銭湯。
お湯が入っているのは、写真の人が入っている小さなお風呂のみ。
他は水風呂だったり、水そのものが入っていなかったり。
なんだか汚いし、古臭い・・・蛇口もボロボロだ。
日本のスーパー銭湯などをイメージしていくと、がっかりするかもしれない。

でも、深夜便などでお風呂に入る場所が無い人にとってはありがたい施設であるのは間違いない。
サウナもあるし、仮眠室もあるので、帰国前の一服に利用する価値はあるだろう。

私も薄暗い仮眠室では結局2時間ほど寝落ちてしまった。
海水を飲み込んだからか喉の激しい痛みがあり、悪寒もしたので横になれるのはありがたかった。
最初は2~3人、韓国系の人が寝ていたけれども、気づけば、部屋の中は私一人となっていた。

いずれにしても、この銭湯、そう長くないのでは・・・


これでフィリピンの弾丸旅行は終わり。
ボホール島、セブの街歩き、島巡り、と天候にも恵まれて、予定通りの旅をすることができたし、
何よりも治安の悪い物々しいフィリピンと言うイメージを、
少なくともこのセブにおいては粉砕することができた。


フィリピンの感想を一言でいえば・・・
韓国人や中国人が非常に多いというのは意外であったが、
日本人の留学生や実際に現地で住んでいる人も少なからずおり、
めまぐるしく発展するアジアの中で、治安に目をつぶれば
日本人が比較的安価に生活できる数少ない国であるということも実感させられた。
衰退国家・日本が、物価の差でメリットを享受できる最後の砦と言ってもいいかもしれない。


フィリピンもこれから間違いなく変貌し続けていくだろう。
日本人にとってはその物価の差から、ある意味、逃げ場であった国なのだけれども、
それが今後も続くという保証は全くない。

フィリピンには、確かにある一定の貧しさを感じたのは事実だ。
でも、それはいつまでも続くものでもないということも大いに感じた。

それは、人々の精神が前向きで明るいということに加えて、
グローバル化・コモディティ化が進む今の世の中では、
なにかと緩いフィリピンにおいてはビジネスチャンスは腐るほどあるように見えたし、
韓国・中国企業の進出などを含めてアジアの大きな経済圏として、今後大きな発展が見込まれるからだ。

フィリピンの貧しさに幻滅するよりも、私はむしろ、日本人の消極性や日本の衰退ぶりに危惧を感じる。
個人的には、日本単独ではなく、フィリピンなど近隣諸国を含めた将来に望みを託すしかないような気がしている。


フェイスブック
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# by sunsara | 2018-01-14 20:00 | Philippines フィリピン | Comments(0)
2018年 01月 13日

シュノーケリング初体験におススメの島 ~フィリピン・ナルスワン島~

パンダノン島の後は、ナルスワン島へ。
パンダノン島からはオンボロの舟で約1時間だ。

セブとパンダノン島の中間地点に位置するこの島は、プチ・シュノーケリングをする絶好のポイントとなっている。
パンダノン島のように、島民と触れ合ったり、ビーチバレーをしたりすることはできない。

海の色はパンダノン島とは全く異なっており、透き通った濃いブルーの海が広がっている。


ナルスワン島への「上陸」は、基本的にこの桟橋となる。
奥の建物では、ゴーグル等の貸し出しを行っているので、水着さえ持っていけばシュノーケリングができる。


シュノーケリングができるエリアは限られており、ネットなどで区切られている。
エリアを出ようとしたら、監視員に制止される。
完全に観光化されており、アドベンチャーな感じがまるでない代わりに、
普通の観光客でも安全に確実にシュノーケリングを楽しむことができるようになっている。

シュノーケリングを楽しむ観光客の大半は韓国人や中国人で、韓国語や中国語が飛び交っていた。
相も変わらず、日本人は私一人・・・


私もゴーグルを借りて、潜ってみることに!


このエリアでは多くの魚が人為的に放たれており、
水面に顔をつけるだけで、探さなくてもたくさんの鮮やかな魚を見ることができる。
やはり桟橋近くなど陰になる場所は魚が多い。


海の色の美しさに見とれてしまう。


基本的に山が好きなのだけど、海も良いねえと思う一瞬。


韓国人の団体客を案内してきたお兄さん。
カメラを向けて嫌がる人はほとんどいない(たまにいるけど)。


舟の故障など、すっかり時間が無くなってしまった。
もう一島寄る予定だったのだけど、予定変更して、浅瀬でウニを獲って食べることに。
このあたりは、島から離れていも浅瀬が広がるエリアが多い。
私も海に入ってみたが、ちょうど腰のあたりの深さだった。


その場でウニをさばく。


ちょっと身が少ないかな?
柿色の部分をほじくって食べる。
ほのかに潮の香りがする。
確かにウニの味はしたけど、あまり食べた気はしなかった。

こうして、アイランドホッピングは終了したのだった。

絶望的と思われた天気も良くなって、きれいな海も見れたし、シュノーケリングもできたしで満足できたのだけど、
いずれにしても、一般の方には現地チャーターはおススメできないと思った。

なによりも、舟の故障・・・
舟はボロくて頼りないし、もしも海の真ん中でエンジンが動かなくなって、
波が荒くて助けが来なければ命にかかわるだろう。

そして、救命胴衣なども何も貸してくれない。

確かにツアーよりも安価だし、直前の手配も可能で自由に動けるメリットはあるが、
それ以上にリスクが高いと感じられた。

命が惜しければ、事前にしかるべき会社で予約していくことをおススメします。

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# by sunsara | 2018-01-13 20:00 | Philippines フィリピン | Comments(0)
2018年 01月 12日

庶民の生活と美しく輝く海との共存 ~フィリピン・パンダノン島~

天国に最も近い島と呼称されるパンダノン島だが、
船着き場に到着した直後は、決してそこまで美しいとは思えなかった。

普通の村があり、船着き場があり、そのどれもが洗練されているわけでもなく、
どちらかといえば雑多な印象を受けたらからだ。

ましてや天気は回復してきたのの、依然として雲が多く時々太陽が雲に隠れ、
海の色がブルーから灰色へと変わってしまうと、リゾート感は全く無くなってしまう。


一人での参加なので、バーベキューなどはせず、船上で昼食にすることにした。
ガイドのネルソンさんに500ペソを渡してビールなども買ってきてもらった。
実は、島の中に売店があり、飲み物程度なら十分に入手可能だ。
温いビールをあけて皆で乾杯する。


ネルソンさんの奥さんが作って来てくれた料理を床の上に広げる。
鶏肉、豚肉、ヤギ肉の3種類の料理がタッパの中に用意されていた。
オレンジ色の料理がヤギ肉だけど、ヤギは臭いので、香辛料で独特の味付けがされている。
正直苦手な味だった。
やはり、鶏肉、豚肉が良いな、と思った。


船着き場では舟の修理をする父親の横で女の子がうろちょろしており、
私がカメラを向けると舟に身を隠して、しばらくするとワッと姿を現したりして、一人で大はしゃぎしていた。
父親はそんな中でも黙々と作業を続けていた。


舟の近くで泳いでいた子供たち。


・・・


食事の後は、いよいよパンダノン島に上陸。
船着き場の近くでは、暇そうな子供たちが談笑していた。


人なんてほとんど住んでいないのかなと思っていたのだけど、割と人口が多そうだ。


皆、カメラを向けると笑ってくれる。
フィリピンは、インドやバングラデシュ、ミャンマーに次いで、人の写真が撮りやすい国だ。


イメージとは全く異なっていたパンダノン島。
セブ島全般にも言えそうだけど、目的地にたどり着くまでは、多くの地元の人々の、ある意味生々しい生活が垣間見える。
リゾートとはかけ離れた光景に、幻滅する人もいれば、ショックを受ける人も多いという。
でも、私個人的には、ささやかではあったとしても、こういったフレンドリーな地元の人々と交流できたことは大きな収穫であった。


肝心の海はと言えば・・・
ただひたすら眩しく輝く黄色、ブルー系の色に包まれ、
もはや現実感すらなくなってしまいそうだ。
わずかな距離なのに、船着き場とはまるで印象が異なっていることに驚いた。


世界にはもっと美しい海があるのは間違いないが、
あまり海の経験がない私にとっては、これらの色彩は果てしなく美しく感じられた。


浅瀬がどこまでも続く。


ここが島の突端。
アイランドホッピング最果ての地。


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# by sunsara | 2018-01-12 21:29 | Philippines フィリピン | Comments(0)
2018年 01月 04日

アイランドホッピングで舟のエンジンが故障。果たして目的地にたどり着けるのか!? ~フィリピン・セブ~

アイランドホッピングに出かける朝、今日も快晴かと思いきや、ドン曇り。
島々を巡るのに、ずっと曇っていたらつまらないだろうな、と思いながら、
外を眺めたり、ベッドに寝転がったり・・・

結局、太陽の光がセブの街に差し込むこともなく、出かける時間となってしまった。
「もう今日はキャンセルしようかな」

タクシーに乗り込み、8時半頃に待ち合わせ場所のマクタンの教会に到着。
まもなくして、昨日のバイクタクシーのおっさんや、その仲間と思われる男たちが現れた。
「なんだか怖いんだけど・・・」
依然、空は真っ白だったが、少しだけうっすらと青空が見えてきたので、出発を決行することにした。

バイクにまたがり、港に向かう。


大通りから海に向かってぬかるんだ道に入り、村を抜けると海が現れる。
海も決してきれいではなく、リゾートとは程遠い光景だ。
ノラヤギたちが、あちこちでくつろいでいる。


ここで、なぜかバイクタクシーの奥さんと、そのママ友の2人が登場。
「暇なんで私たちも参加します」とのこと。
アジアで個人的にツアーを頼むと、よくガイドの家族が同行することがあるけど、
料金はその家族が折半してくれるわけでもなく、基本的には同じ料金だ。

お弁当を作って来てくれたというし、何人かいたほうが楽しいので、そのまま参加してもらうことにした。


貸し切りボートに乗り込む。
小さくボロい・・・
「本当に大丈夫か?」と聞くと、
「ぜんぜん、ダイジョーブ!」とのこと。


中には船乗りが2人と、その見習の子どもが1人乗り込んでいた。
日本円にして約1万円というお金で、丸1日これだけの人を動かせるのか、と思うとちょっとびっくりしたし、
これから逃げることのできない船の上で、何が起こるのか、ちょっと不安な気持ちにもなった。


ぼろっちいエンジンを起動し、ゆっくりと港から離れていく・・・
「エンジンの音、変じゃね?」
ドッドッドッ・・・どこか無理をしているような音だ。
こんなボロ舟で大海原に出航することの心細さに耐えるのに精いっぱいだった。

と・・・

案の定、エンジンが突然動かなくなった。
止まった。

シーン・・・

すると、船乗りたちがエンジンを分解し始めるでないか!

「部品が古くなったね。これから交換するね。ダイジョーブよ。全然問題ない」とバイクタクシーのおっさん。

その「新しい」部品も、ボロボロのペットボトルの中に入っており、相当摩耗したものだった。

遠く離れた港を眺めながら、動力を失ってプカプカ揺れる小舟の上で、
ただひたすらエンジンが再起動するのを待つ。

ブルーン、ドッドッドッ・・・

やった、動き出した!

しかし、すぐにエンジンは停止。

「大丈夫なの?」

「手持ちの部品では直せないみたい。でも、ダイジョーブよ。別の舟に乗り換えるね。これから陸地の人に電話するね。」

おっさんはそのままケータイで電話をかけるが、電話の内容は英語ではないので全く聞き取れない。
何やら大きな声でやり取りしている。
どうも交渉がうまくいっていないことが雰囲気で伝わって来た。
船乗りたちは、そんな中でも必死にエンジンを修理している。

さらに30分経過・・・

おっさんとその家族は何事もなかったように、舟の上でくつろいでいる。
「そのうち誰かが何とかしてくれるだろう」という雰囲気が漂っていた。
どんどん広がる青空の下、先に進めず、後にも戻れない絶望感。

すると・・・
ブルーン、ドッドッドッ・・・

動き出した!

まだまだヤバイ音であることに間違いないが、再び船は動き出したのである!

このチャンスを利用して港に戻るのかと思いきや、大海原へと進み始めた。
舟を変えるという話はどうなったのだろう?

こうして、いつエンジンが止まるか分からないという恐怖を抱えながら、
ようやくアイランドホッピングの旅が始まったのだった。


天気は、朝の絶望的な天気とは異なり、強い日差しが注ぎ込むようになった。
天気が良くなると海の色も灰色から青系の色に変わっていく。

同じ物質だとは思えない変わりようだ。

さらに、島が近づくと浅瀬になるのだけど、海の色は眩しいほどに輝くコバルトブルーとなる。
その変貌ぶりには驚いてしまう。

水深が浅くなると船底が当たるので、エンジンを止めて棒を使って舟を推進させなければならない。
というわけで、エンジン停止。

シーン・・・

またエンジンは起動してくれるのだろうか?

しかし、浅瀬だとエンジンが止まってもあまり不安感はない。
海の中を歩いて島まで渡ることができるからだ。


島から離れると、こんな感じのガッツリとした海となる。
こんなところでエンジンが止まったら本当に怖い。

最初に目指すは、天国に一番近い島と言われるパンダノン島。

パンダノン島は、セブ島から出るアイランドホッピングの島でも最も遠い場所にある。
大海原を進んでも、進んでも、その島影は現れない。
「まだまだ、ずっと先だね。パンダノンは遠いね。」とおっさん。

距離的に、普通に考えて2時間以上はかかるだろう。

危なげなエンジン音、心地よい海の風・・・
うとうととしながら、この島か、いや次の島か、と過ぎ去っていく島を横目に、
もう適当な島で引き返したほうがよいのでは、この舟では無理がある、という思いが頭の中をよぎっていた。


そして、出航から2時間30分後、ようやくパンダノン島に到着した。
エンジンよ、よく動いてくれた!


パンダノン島は一般の住民も生活しており、村のエリアとビーチのエリアとに分かれている。
ビーチ側に舟を停泊させる。


ビーチだけの島かと思いきや、村人の普通の生活が繰り広げられていた。
個人的には、完全な観光地よりも、生活や文化と密着しているほうが好きだ。

そのまま、すぐにでも上陸したい気分だったが、
これから舟の上で食事にするのだという。


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# by sunsara | 2018-01-04 21:50 | Philippines フィリピン | Comments(0)
2018年 01月 02日

リゾート抜きのセブ観光 ~フィリピン・セブ~

セブの非リゾート観光は、基本的に歴史を巡る旅となる。
キーワードは、やはり、マゼラン、キリスト教、ラプラプ、スペインといったところだろうか。
スペインから派遣されたマゼランがこのセブに到達してから、キリスト教が広まった。
そして、それは事実上の侵略であり、地元のラプラプという人物がそれを阻止した。
しかし、スペインの勢力は衰えることなく、フィリピン全体がスペインの植民地となった・・・

セブでもアジアでは珍しくキリスト教が信仰されているが、それは二律背反性の中にあること、
そんなことに思いを巡らせながらセブの町を歩けば、旅も面白くなるのではないだろうか。


カルボンマーケットのあとは、歩いてフィリピン最古の教会と言われるサントニーニョ教会へ。
この辺りは、ほかにもマゼランクロスやサンペドロ要塞など観光地が集中しており、効率的に回ることができる。
マーケットも合わせたら3時間もあれば十分ではないだろうか。

写真は、サントニーニョ教会の境内。
赤くて、太くて、短いろうそくに火をつけてお祈りするのがフィリピン流。
何を祈っているのかと聞いてみたら、大体、日本のお寺でお祈りするのと同じような世俗的な内容だった。


サントニーニョのようなカトリックの教会では、ろうそくを灯すことは欠かせないらしい。

カトリック教会だけでなく、チベットやスリランカなどの仏教寺院や、ヒンドゥーの施設でも燃やすものは異なれど
このように火を灯し続ける習慣がある。

宗教によって理由や目的は異なるのだろうけど、
浄化作用と言うか、人の心にどこか訴えるものがあるのだろう。


ちょうどお祈りの時間となり、人々が教会の中に集まってきた。


教会本堂の内部。


彼らの視線の先には神父が立っており、講話とお祈りが長時間にわたり交互に行われていた。


教会の内部には、あの西暦1500年代に活躍した冒険家・マゼランが教会に贈ったというサントニーニョ像が安置されている。
この像を間近で見るには、長い行列を30分~1時間ほど並ばなければならない。


サントニーニョ教会のすぐ横には、マゼランが建てたという十字架が納められた小さな八角堂がある。
「マゼランクロス」と呼ぶようだ。
あのマゼランがこのセブ島を訪れことがあるのは、ここに来るまで知らなかった。


マゼランクロスの内部。
左側の十字架がマゼランが建てた十字架。


ただし、十字架自体は保護用の木で覆われており、実物を見ることはできない。
その旨、看板で説明されている。


ただの無機質な木の十字架・・・
中身の実物がどうなっているかは、想像するしかない。
何もなかったりして・・・

小さな建物なので、観光は一瞬で終わってしまった。


その後、10分ほど歩いてサンペデロ要塞へ。
昨日やって来た港(ピアー1)のすぐ近くだ。
西暦1700年代、ムスリムに対抗するために、スペイン統治時代に建てられた要塞らしい。
特におもしろいものはないが、観光客が少なくのんびりしているので、歴史に思いを馳せて見学するのもいいだろう。
観光としては30分もあれば十分だ。


セブのダウンタウンの観光をスムーズに終え、今度はマクタン島に上陸してみることにした。
セブシティとマクタン島は橋で結ばれており、タクシーやバスなどで容易に訪問可能。

マクタン島は空港やリゾートホテルが立地しており、マクタン島から出ることのない観光客も多いのだという。
私自身も、ホテルをマクタン島にするか、セブシティにするか迷ったけれど、
リゾートホテルが目的ではなかったし、利便性をとってセブシティにした。

サンペデロ要塞の前に止まっていたタクシーをつかまえ、40分ほどでマクタン島に到着。
400ペソとややボラれてしまった。
街でつかまえるタクシーはメーターがついていないのが多いし、
場所によってはタクシーがなかなか見つからないので、やむなしといったところだ。

また、大抵のタクシーは、アイランドホッピングやセブシティの夜景スポットなど執拗に勧誘してくる。
異常な金額はふっかけてはこないが、言い値はそれなりに高額な印象。
しかも、どのタクシーに乗っても大体同じ金額で勧誘される。値引き交渉もなかなか応じてくれない。
タクシーの運転手同士で、外国人に対する料金を共有しているのか、
はたまた、地元民にとっても妥当な金額なのか・・・きっとボッてきているのだと思うのだけど。
もう少し調査が必要だ。

写真は、マクタン島中心部のマゼラン記念碑。


このあたりは公園として整備されており、マクタン島の主要観光地だ。
こちらはラプラプ像。

ラプラプは、マゼランを倒した人物として有名。
マゼランは単に冒険家だと思っていたのだけど、セブ島の人々を改宗させるし、
さらには武力を使って侵略行為まで行っている。
それを阻止したのが、このセブの英雄、ラプラプというわけだ。

マゼラン記念碑と、マゼランを倒したラプラプの像が同じエリアに立っているのがおもしろい。
心情的に共存は難しいと思うのだけど、マゼランもラプラプも肯定的に受け入れられている印象だ。


マゼラン記念碑の近くにはフィッシュマーケットがある。
自分で魚を選んで、調理してもらうシステム。
ちょうどお昼の時間帯だったので、小さな魚とエビ、海ぶどうをチョイス。
全部で500ペソ程度だった。


魚は特に味付けはなく単に焼いただけだが、香ばしくておいしい。


エビをガーリックをまぶして焼いたもの。
皮を剥くのに、手が油でギチョギチョになってしまう。


海ぶどう。日本で食べるものよりかなり大きく感じる。
酢につけて食べる。こちらもおいしい。


このレストラン、数十人は入れそうなのに、私一人だけだった。
しかもお昼時・・・団体客向けなのか、夜がメインなのか?

暇そうな従業員のお兄さんが時々声をかけてくる。
「聞いてくれ。バイトの日給は50ペソだ。安すぎ!やってられん」と愚痴っていた。


ランチの後は、明日のアイランドホッピングの予約をするために、バイクタクシーを捕まえて旅行社を当たってみたが、
日曜日ですべてクローズ・・・
結局、バイクタクシーのおっさんの個人的ツテで手配してもらうことに。
日本人に人気のパンダノン島、ナルソワン島等を回って5000ペソで行くという。
近隣の島に絞ったら、3000ペソくらいで訪問可能とのこと。
パンダノン島はボホール島のエリアであって、かなり遠いらしい。

船は貸し切りで、船代、燃料代、ガイド、食事代込み。
旅行社に頼んだら上手く参加できるツアーがあったとしても、7~8000ペソは必要とのこと。
本当かどうか分からなかったが、旅行社がすべて閉まっている状況では他の手段を探すのは困難に思えたので、
迷った末、前払い金を払って契約・・・これでよかったのか?


バイクタクシーのおっさんに、マクタン島の教会まで送ってもらった。
明日は、ここで待っているという。


教会の内部。


ホテルに戻り一服してから、今度はセブシティの夜景がきれいに見えるという「トップス」と呼ばれる展望台に。
セブシティからはタクシーで30~40分程度かかる。往復とも、タクシーの手配が必須のところだ。


正直、大気がもやもやしているし、街は遠いしで、あまりきれいな夜景ではなかった。


ただ、ちょっとおしゃれな飲食店も並んでいるので、ゆっくりくつろぐには良い場所かもしれない。


トップスはなぜか日本人が多かった。韓国人や中国人とは雰囲気が違うのですぐにわかる。
すれ違いざまに目が合うのはたいてい日本人だ。
とにかく日本人は特に関係のない他人でもチラチラ時にジロジロ見ているのが特徴的。
日本人同士の同調圧力なのか、私自身の行動が抑制されている感覚があり、もの凄く緊張する。
だから、海外ではできるだけ日本人とは会いたくないのだ。


夕食は超巨大なショッピング施設・アラヤモールへ。
内部で迷ってしまうほど、かなり巨大な施設だ。
飲食店もたくさんある。全ての店を制覇するには、かなりの日数を要するだろう。


程よく混んでいるレストランに入る。
適当に頼んだら、またエビ料理が・・・


その後、コンビニでビールを買って、就寝。
リゾート抜きのセブの観光も、なかなか楽しかった。

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# by sunsara | 2018-01-02 11:11 | Philippines フィリピン | Comments(0)